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赤間 一仁(アカマ カズヒト) AKAMA Kazuhito

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学部等/職名

生物資源科学部 生命科学科 教授

公開講座、学外講師・講演

1. ゲノム編集技術を用いたGABA(ギャバ)を豊富に含む健康機能性米の開発 分類:技術セミナー 役割:講師 対象者:一般市民,企業,NGO,地方公共団体等,学生,マスコミ 人数:30人未満 従前のイネにおけるGABA研究の成果を元にして、1995年よりゲノム編集による安心・安全なGABA米の研究開発をスタートしました。2020年に野生型イネ(日本晴)と比較して、7倍ものGABAを蓄積したイネの開発に成功しました。2021年以降、GABA米系統イネとコシヒカリとの戻し交配を繰り返して、良食味のGABAコシヒカリ米の開発を目指している所です。開発したゲノム編集GABA米の機能性米としての様々な用途について説明いたいします。 主催者:アグリビジネス創出フェア2022(農林水産省) 2022年 10月 ~ 2022年 10月 キーワード:ゲノム編集 GABA強化米 健康機能性
2. 公開講座「花は柵-高校生物の教科書を彩る植物の世界-」 分類:公開講座 役割:企画 対象者:一般市民,学生,高校教諭,高校生,大学教員など 人数:300人以上 プログラム 16:00-16:10 開会挨拶 赤間 一仁(島根大学) 16:10-16:35「花の形態形成にかかわる発生と遺伝」 後藤 弘爾(岡山県農林水産総合センター生物科学研究所) 16:35-17:00「花の中:重複受精を達成する細胞たちの世界」 東山 哲也(名大・ITbM/東大・院・理) 17:00-17:25「遺伝子組換えを利用して青い花を作る」 田中 良和(サントリーグローバルイノベーションセンター) 17:25-17:30 閉会挨拶 中川 強(島根大学) 司会:赤間 一仁(島根大学) 主催者:第62回日本植物生理学会年会委員会 2021年 3月 ~ 2021年 3月 キーワード:高校生物 花 ABCモデル 青いバラ 花粉管誘引物質 重複受精
3. アグリビジネス創出フェア2017 分類:展示会 役割:講師 対象者:一般市民,企業,地方公共団体等 人数:300人以上 徳島大学の二川研究室と共同でブース出展を行なった。「健やかな日本社会を実現する健康機能性米の開発」と題して、寝たきりを予防・改善する抗筋萎縮ペプチドを含むCblin米について、また高血圧など生活習慣病、認知症の改善、ストレスの軽減などに対する改善効果が報告されているGABAを豊富に含むコメの開発について、パネルやコメサンプルを用いて説明を行なった。また、10月5日には同会場のセミナールームにてこれらコメの機能性について多くの来場者を前にして講演を行なった。3日間約300名以上のブース来場者があり、研究開発したコメについて広くPRすることができた。 主催者:農林水産省 2017年 10月 ~ 2017年 10月
4. 今,遺伝子組換え作物・食品について考えよう 分類:第66回島根大学サイエンスカフェ 役割:講師 対象者:一般市民,学生 人数:30~100人未満 スーパーでは「遺伝子組換えでない」という表示をよく見かけます。何となく安心して買ってしまうことはありませんか。遺伝子組換え=不安・危険という判断が働いているのかもしれません。そもそも「遺伝子組換え」とは何なのでしょう?「遺伝子組換え作物・食品」はどのようにして作られる?その安全は保証されているの?遺伝子組換え作物の開発の現状は?などなど、遺伝子組換え作物・食品とその安全性にまつわる様々な疑問・問題を皆さんと一緒に考えたいと思います。 主催者:島根大学 2016年 9月 ~ キーワード:遺伝子組換え食品,安全性,健康機能性米
5. 島根大学夢の先進研究大公開 分類:研究成果の出展 役割:講師 対象者:一般市民,企業,NGO,地方公共団体等,学生,児童・生徒 人数:100~300人未満 高血圧を緩和するコメと寝たきりを予防・改善するコメについてパネルやサンプルを用いてわかりやすく解説した。 主催者:島根大学 2016年 10月 ~ 2016年 10月
6. 島根大学生物資源科学部・生物多様性部門ミッション成果報告会 -希少動植物の保全や生物資源の有効利用のための基盤研究- 分類:セミナー・シンポジウム 役割:企画,運営,講師 対象者:一般市民,学生,教育関係 人数:30人未満 生物資源科学部の多くの教員は、現在までに学内プロジェクト等によりこれら水系・島嶼域をフィールドとして教育研究を進めてきました。昨年度に学部の特色・強みである「汽水域の生物資源の利活用」を推進する研究の一環として、生物多様性分野の研究に携わる教員14名が集まり、隠岐、汽水域・その周辺域の総合的な動植物生態の調査を昨年5月より始めました。一昨年に世界ジオパークに認定された隠岐諸島を含むこの地域の生物多様性を明らかにすることは、学術的に価値があるだけでなく、稀少動植物の保全や生物資源の有効利用のための基盤となる情報を含んでおり、今後継続的な調査が強く望まれます。 主催者:島根大学生物資源科学部 2015年 3月 ~ 2015年 3月 キーワード:生物多様性
7. 特別講演会:高岩文雄博士(農業生物資源研究所)「植物をバイオリアクターとした医薬品開発の現状」と川内英之教授(島根大・医学部)「舌下免疫療法の基礎と応用-From the Bench to Clinic-」 分類:特別講演 役割:企画,運営 対象者:一般市民,学生 人数:30~100人未満 演者らは現在、スギ花粉症の根治的治療薬として、抗原特異的免疫療法の原理に基づき、スギ花粉症を起こす原因となっているスギ花粉抗原を投与した際、アナフィレキシーショックが起きないようにスギ花粉抗原タンパク質を安全な形にして、イネの種子中に蓄積させた遺伝子組換え米の開発を進めている。 主催者:島根大学生物資源科学部 2014年 12月 ~ 2014年 12月 キーワード:花粉症治療米 
8. 「PalSelect」技術による実用的な遺伝子組換え作物の作出 分類:セミナー・シンポジウム 役割:講師 対象者:学生 人数:100~300人未満 日本植物生理学会・岡山大会でのランチョンセミナーにてクミアイ化学工業が開発したPalSelectを用いた形質転換イネの作出とその機能性について解説した。 主催者:日本植物生理学会,クミアイ化学工業(株)共催 2013年 3月 ~ 2013年 3月 キーワード:GABA 健康機能性米 ALS

法律・技術相談

1. 科学技術相談 (株)中立電機が開発したLED照明で恒温室で栽培したイネの登熟歩合を調べ、その結果について説明した。 相談者:企業 2018年 4月 ~ 2019年 3月 キーワード:LED イネ 栽培 室内
2. 科学技術相談 JAしまねが開発した金芽米のGABA分析の依頼を受けた。 相談者:地方公共団体 2018年 5月 ~ 2018年 5月
3. 科学技術相談 LED照明パネルを製造・販売している中立電機(株)から相談を受けて、LED照明を用いたイネの室内での栽培条件について検討を進めた。 相談者:企業 2017年 4月 ~ 2018年 3月 キーワード:イネ 室内での栽培 LED照明
4. 科学技術相談 中森俊宏様(不二製油グループ本社株式会社 未来創造研究所 企画管理グループ シニアマネ-ジャ-)から,抗筋萎縮ペプチドを大豆で高発現させる計画について相談を受けた。将来的にベクター等の供与により研究協力をすることをお伝えした。 相談者:企業 2017年 9月 ~ 2017年 12月 キーワード:抗筋萎縮 ペプチド Cblin 大豆 健康機能性
5. 科学技術相談 JAしまねの担当者の依頼で島根県が販売に力をいれているコメ(金芽米、金芽ローカット玄米、無洗米、きぬむすめ玄米、きぬむすめ白米)に含まれるGABA量の分析を行なった。6月下旬にコメサンプルを受け取り、11月に出雲で開催される健康フォーラムに間に合うように上記コメに含まれるGABA含量を分析し、担当者の方に分析結果をお伝えした。 相談者:地方公共団体 2017年 5月 ~ 2017年 11月 キーワード:GABA 金芽米 金芽ローカット玄米 健康機能性
6. 科学技術相談 精米技術によって金芽と亜糊粉層を残した金芽米(美味で健康機能性成分を多く含む)のGABA含量の測定方法について相談を受けた。後日金芽米のアミノ酸成分の分析を行うことにした。 相談者:JAしまね 2017年 3月 ~ 2017年 3月 キーワード:金芽米 健康機能性成分 GABA

外国人研究者の受入、海外大学学生招へい事業

1. 文科省大学推薦による国費留学生制度 国費留学生 バングラデシュ 人数:1人 昨年度文科省による大学推薦国費留学生制度により1名の留学生を自然科学研究科の修士課程に受け入れた。また、今年度は4名の応募者があり、最終的に2名を正式な候補者とした。そのうち1名(バングラデシュ)が推薦順位3位として文科省に報告され採用が決定した。今年の9月に来日予定であり、10月から修士課程に入学する。 2018年 10月 ~ 2020年 9月 (2018年度)
2. なし 研究者 スイス連邦 人数:2人 首都圏で開催された国際会議の招待演者である,世界的な分子生物学者のバーバラ・ホーン博士とトーマス・ホーン博士を松江に招聘した。島根大学では記念講演を行ってもらうとともに,生物科学科の学部生(5名)とのランチミーティングを行い交流した。 2016年 7月 ~ 2016年 7月 キーワード:世界的な研究者と島大生の交流 (2016年度)

国際共同研究・外国出張

1. 植物における前駆体tRNAスプライシング機構の解明に関する共同研究 H. Beier博士(ビュルツブルグ大学)との研究打ち合わせ 役割:研究 ドイツ ヴュルツブルク 2019年 4月 ~ 2019年 4月 キーワード:tRNA 植物 スプライシング tRNA ligase イントロン
2. イスラエルとの共同研究 エルサレムヘブライ大学のCzosnek博士とストレスによるトマトGAD動態解析に関する共同研究を進めている。 役割:研究 2017年 7月 ~ キーワード:トマト GABA GAD ストレス
3. カナダとの国際共同研究 植物GABA代謝系研究の国際的な権威であるカナダ・グエルフ大学のBJ shelp博士と「GABA代謝系とストレス応答」について共同研究を続けいている。 役割:研究 2009年 7月 ~ キーワード:GABA ストレス応答
4. ドイツとの国際共同研究 植物tRNA splicing研究の世界的な権威であるH. Beier博士と植物tRNA ligaseの機能解析について共同研究を進めている。 役割:研究 1995年 4月 ~ キーワード:植物 tRNA splicing ligase
5. 植物tRNAイントロンのスプライシングに関する共同研究 植物におけるtRNAスプライシングの研究動向を概観し,tRNAスプライシング酵素に関する研究の進捗状況について説明し,今後の研究の方向性について討論した。 役割:講師・指導 ドイツ・ヴュルツブルグ ヴュルツブルグ大学 2016年 4月 ~ 2016年 4月 キーワード:植物 tRNA スプライシング イントロン

メディア対応

1. 新聞 2019年 3月 現在開発を進めている健康機能性米についてコメ専門誌「商経ビジネス新聞」から取材を受けた。大学の萌芽研究プロジェクトで進めたGABAを高含有するコメのイネ系統と寝たきりなどによって引き起こされる筋萎縮を予防するコメ(Cblin米)のイネ系統を交雑した新規な健康機能性米の性質とその将来性について説明した。この取材記事は5月号の1面に掲載された。
2. 新聞 2016年 12月 ゲノム編集によってイネゲノムを改変してGABAを高濃度に含むイネの研究開発について「日本経済新聞」記者のインタヴューに応じた。