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三島 幸子(ミシマ サチコ) MISHIMA Sachiko

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学部等/職名

総合理工学部 建築デザイン学科 助教

学科・講座等

建築デザイン学科 

専門分野

社会基盤(土木・建築・防災) / 建築計画、都市計画 / 高齢者福祉

専門分野キーワード

高齢者福祉、中山間・島嶼地域、施設配置計画

研究テーマ

民家を活用した通所介護施設の空間用途構成に関する研究
我が国では全国的な高齢化が進み、中山間自治体では4割を超える地域もある。在宅介護を受ける高齢者が増加する中で、通所介護施設の需要は高まる一方である。こうした中で、高齢者が住み慣れた地域で生活維持ができるようにと民家等を活用した小規模な高齢者通所福祉施設の役割が期待されている。しかし、民家の空間構成は、通所介護施設を目的に建てられている専用の施設とは異なるため、事例研究の蓄積をもとに通所介護施設としての適合性・有用性の検証と建築計画的課題の整理が求められる。 そこで、島根県・鳥取県の民家を活用した通所介護22施設を対象に、平面図を収集し、空間構成の整理や使われ方調査を行うことで、民家の通所介護施設としての有用性を課題点を明らかにする。
研究分野:都市計画・建築計画 (個人研究) 2018年 ~

瀬戸内海の島嶼地域における地域包括ケアシステム構築に向けた医療・高齢者福祉施設の整備状況の把握
厚生労働省は団塊世代が75歳以上となる2025年を目途に、住み慣れた地域で最期まで住み続けることができるよう住まい・医療・福祉・予防・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築を推進している。しかし、地域間格差や医療・福祉の連携が難しいという課題が生じており、大半の自治体で未完成の状態にある。そこで、特に地理的・社会的条件が悪く、地域基盤が弱体化している島嶼地域を対象に地域包括ケアシステムの構築モデルを提案することを目指して、本研究では285島の地域包括ケアシステムの現状と高齢者福祉施設の立地動向を把握し、統計解析によるパターン分類を行うとともに、抽出した典型事例において現地調査を実施する。調査・分析に基づき地域包括ケアシステムの構築における課題を可視化し、都市計画の面で重要となる高齢者福祉施設の整備手法の検討を含め、島嶼地域の地域包括ケアシステムの構築モデルの提案へ発展させる
研究分野:都市計画・建築計画 (個人研究) 2017年 ~

中山間地域における公共公益施設の集約化
日本では少子高齢化が進んでおり、特に山陰地方をはじめとして中山間地域での人口減少が著しい。地域の持続可能性が重要な課題となる中で、都市部でのコンパクトシティとは別の意味でのコンパクトなまちづくりが求められている。そのため、公共公益施設の再編手法を検討することは中山間地域におけるコンパクトなまちづくりを進めていく上で重要な課題であると考えられる。 そのため、島根県・鳥取県の各自治体の公共公益施設の整備状況を把握するとともに自治体の取り組みを明らかにすることで、今後の地域コミュニティの在り方を検討する際の基礎的知見を得ることを目的としている。
研究分野:都市計画・建築計画 (国内共同研究) 2017年 ~

職歴

助教 2017年~

取得学位

山口大学 (課程) 山口大学 都市計画・建築計画