・「自社内での研究テーマで、克服が難しい技術テーマ」について、島根大学との共同研究の構築など

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ツジモト カズノリ
辻本 和敬
准教授
学部等
オープンイノベーション推進本部
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SDGs 8 働きがいも経済成長も 9 産業と技術革新の基盤をつくろう 11 住み続けられるまちづくりを
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産業分野

  • サービス業(他に分類されないもの) / その他のサービス業

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研究分野

  • その他 / その他 / 技術移転、産学連携マネジメント
  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 土木材料、施工、建設マネジメント / コンクリート、再生骨材など
研究キーワード
技術移転、産学連携、知的財産

研究概要

 国立大学の研究者の研究成果を企業とともに実用化まで一緒に取り組む技術移転を実施したり、地元産業や地元企業の発展のために大学との産学連携を構築したりしてきた。例えば、技術移転では、人の目に見えている様な状況に限りなく近い画像へ変換処理できる技術の実用化や回転ドップラー技術を利用した技術で、ゴルフボールの弾道測定機器で有名なTrackMan社のテニスボールの軌道測定機器(写真)に応用されている。さらに産学連携では、瀬戸内金網商工㈱(本社:香川県高松市)と大学との研究プロジェクトを発足して、信玄堤でも有名な”じゃかご”の伝統工法を高耐震性能を保持している土木建築技術であることを検証し、法面保護工法(ボックスストーン工法:写真)として進化させた。この取り組みは、芦原科学功労賞、ものづくり日本大賞・四国経済産業局賞を受賞した。
 研究テーマとしては、私が直接研究活動を行うのではないが、島根大学の研究者と連携して、産業界の技術的課題を「産学連携」という枠組みを使って解決していくプロセスの構築と、島根大学から発明される最新技術についての知的創造サイクルの構築がテーマである。

アピールポイント

 産学連携の取り組みとして、2016年3月15日のテレビ東京のガイアの夜明け「”大学革命”はじまる!」(写真)にて、私が手掛けたセメント瓦メーカーとコンクリート工学の橋本親典 教授(徳島大学)との軽量・高強度瓦の開発についての産学金連携の取り組みが放送された。産業界と研究者を繋ぐ為の活動が主体!

特許情報