・日本近世史 ・宗教史 ・能楽史

コバヤシ ジユンジ
小林 准士
教授
学部等 |
法文学部
社会文化学科
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SDGs |
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産業分野
- 公務(他に分類されるものを除く) / 国家公務
- 公務(他に分類されるものを除く) / 地方公務
- 教育,学習支援業 / その他の教育,学習支援業
- 教育,学習支援業 / 学校教育
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研究分野
- 人文・社会 / 日本史
- 人文・社会 / 宗教学
- 人文・社会 / 思想史
研究キーワード
思想史,宗教史,日本近世史,文化史
研究概要
浄土真宗の教義をめぐる論争や同宗の宗風をめぐって起こる紛争などを対象として、日本近世における仏教諸宗派・神道・儒学などの関係について研究しています。
近世には寺院を拠点として葬祭仏事については僧侶が担う一方で、寺社を拠点にして五穀豊穣・家内安全などの祈祷については、神職・僧侶・修験者・陰陽師などの様々な宗教者が行っていました。来世と現世の領分を棲み分けつつ宗教者が儀礼を執行し教えを説くことによって、諸宗教・諸宗派が併存・分立していたことが近世以降の日本宗教の特徴になっています。
一方で、仏教・神道・儒学のあいだや仏教諸宗派のあいだには教義の違いから生ずる対立もあり、論争や時には紛争が起こりました。これらがどのように解決されていたのかを探ることから、諸宗教・諸宗派が分立した日本近世の宗教秩序とその変容過程を明らかにしようとしています。
近世には寺院を拠点として葬祭仏事については僧侶が担う一方で、寺社を拠点にして五穀豊穣・家内安全などの祈祷については、神職・僧侶・修験者・陰陽師などの様々な宗教者が行っていました。来世と現世の領分を棲み分けつつ宗教者が儀礼を執行し教えを説くことによって、諸宗教・諸宗派が併存・分立していたことが近世以降の日本宗教の特徴になっています。
一方で、仏教・神道・儒学のあいだや仏教諸宗派のあいだには教義の違いから生ずる対立もあり、論争や時には紛争が起こりました。これらがどのように解決されていたのかを探ることから、諸宗教・諸宗派が分立した日本近世の宗教秩序とその変容過程を明らかにしようとしています。
アピールポイント
山陰地域における歴史資料の保存活動に取り組んでいます。また自治体が推進する文化財行政と連携して、自治体史の編纂、史料集の刊行、文化財の調査や関連する審議会に参加しています。松江市立中央図書館で開催している「古文書を読む会」の講師を務めています。