子どもの発育・発達,児童虐待予防・子育てに関する研究,ネット・ゲーム依存に関する研究,疾病予防・健康づくり・メンタルヘルスに関する研究,労働者の健康に関する研究

サカキハラ アヤ
榊原 文
講師
学部等 |
医学部
看護学科
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SDGs |
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産業分野
- 医療,福祉 / 保健衛生
- 教育,学習支援業 / 学校教育
- 教育,学習支援業 / その他の教育,学習支援業
- 医療,福祉 / 医療業
- 金融業,保険業 / 保険業(保険媒介代理業,保険サービス業を含む)
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研究分野
- ライフサイエンス / 高齢者看護学、地域看護学
- ライフサイエンス / 衛生学、公衆衛生学分野:実験系を含まない
- ライフサイエンス / 生涯発達看護学
- 人文・社会 / 子ども学、保育学
- ライフサイエンス / 胎児医学、小児成育学
研究キーワード
児童虐待,インターネット依存,ゲーム障害,児童間暴力,性暴力,子どもの発育・発達,児童福祉,保健師,児童相談所,公衆衛生,疾病予防,健康づくり,小児保健,母子保健,精神保健,メンタルヘルス,産業保健
研究概要
1.母親のインターネット依存と子どもの発育・発達に関する研究
近年,対人関係や日常生活への弊害をもたらすネット依存が問題視されている。松江市で実施された乳幼児健診と母親のネット依存度調査の結果を基に解析した結果,母親がネット依存の場合,そうでない母親と比較して,10倍から30倍,虐待を認識している可能性が示された。また,母親がネット依存の場合,4か月および1歳6か月の男児では痩せ傾向になることが示された。
以上より,母親がネット依存の場合,ネグレクト状態になる,あるいは養育のためにネット使用を中断されることがストレスとなり,虐待に繋がる可能性があることが示唆された。
2.児童養護施設入所児童に対する性(生)教育プログラムの開発と効果測定
全国の児童養護施設では,入所している児童間の暴力が生じやすいことが問題になっている。特に性暴力による被害は,愛着や対人関係に影響を与える深刻な問題である。そこで,児童間性暴力防止のために,“自分を大切に,他人を大切に”をテーマに掲げ,予防の観点を重視して,幼児期から取り組める性(生)教育プログラムを開発・実施し,その効果を検証した。
近年,対人関係や日常生活への弊害をもたらすネット依存が問題視されている。松江市で実施された乳幼児健診と母親のネット依存度調査の結果を基に解析した結果,母親がネット依存の場合,そうでない母親と比較して,10倍から30倍,虐待を認識している可能性が示された。また,母親がネット依存の場合,4か月および1歳6か月の男児では痩せ傾向になることが示された。
以上より,母親がネット依存の場合,ネグレクト状態になる,あるいは養育のためにネット使用を中断されることがストレスとなり,虐待に繋がる可能性があることが示唆された。
2.児童養護施設入所児童に対する性(生)教育プログラムの開発と効果測定
全国の児童養護施設では,入所している児童間の暴力が生じやすいことが問題になっている。特に性暴力による被害は,愛着や対人関係に影響を与える深刻な問題である。そこで,児童間性暴力防止のために,“自分を大切に,他人を大切に”をテーマに掲げ,予防の観点を重視して,幼児期から取り組める性(生)教育プログラムを開発・実施し,その効果を検証した。
アピールポイント
今後,ネット依存を予防するための家族ぐるみのメディア対策プログラムを開発する予定であるため,教育機関や子どもと関わりのあるNPOや企業,ゲーム障害の治療をしている医療機関と連携したいと考えている。