・若者の性行動と性教育 ・教員と連携した学生相談 ・性暴力被害者支援

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コウノ ヨシエ
河野 美江
教授
学部等
松江保健管理センター
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https://researchmap.jp/read0153445
SDGs 3 すべての人に健康と福祉を 5 ジェンダー平等を実現しよう 10 人や国の不平等をなくそう
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産業分野

  • 医療,福祉 / 保健衛生
  • 医療,福祉 / 社会保険・社会福祉・介護事業

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研究分野

  • ライフサイエンス / 栄養学、健康科学
  • 人文・社会 / 臨床心理学
研究キーワード
思春期,心理支援,性教育,性暴力被害者支援

研究概要

性暴力被害者支援体制の構築
1.被害を受けた学生への支援
 性暴力被害を受けた学生は、望まない妊娠や性感染症のリスクのみならず、精神的に強いストレスを受け、その後の生活に大きな支障をきたします。私たちが行った大学生の調査によると、「身体を触られる」以上の性暴力被害経験は約半数に、レイプ被害経験は3%にあり、性暴力被害経験のある学生は、被害経験のない学生に比べ精神健康度が有意に悪く、性暴力被害はメンタルヘルスに深刻な影響をもたらしていました。被害者が安心して支援を求められる体制整備は喫緊の課題です。
そこで性暴力被害を受けた学生が安心して支援が受けられるように、大学における性暴力被害学生に対する支援モデルを構築し、全国の大学に拡げていきます。
2.性暴力被害を受けた男性やLGBTQ+被害者への医療体制の構築
 全国にワンストップ支援センターができ、医療支援体制ができつつありますが、男性やLGBTQ+の被害者に対する医療支援はまだ確立していません。全国でどのくらい支援がされているのかの調査、支援内容について研究しています。

アピールポイント

特許情報