・乳酸菌を用いた食品機能性の強化 ・脂肪酸由来生理活性物質の分析や利用 ・天然の有機化合物の分析や利用

顔写真なし
ジサカ ミツオ
地阪 光生
准教授
学部等
生物資源科学部
生命科学科
researchmap
個人URL
https://researchmap.jp/MamiyuX2DkIs
SDGs 3 すべての人に健康と福祉を
ホームページURL

産業分野

  • 製造業 / 食料品製造業
  • 製造業 / 飲料・たばこ・飼料製造業

researchmap
研究分野

  • ライフサイエンス / 応用生物化学
  • ライフサイエンス / 生物有機化学
  • ライフサイエンス / 食品科学
  • ライフサイエンス / 応用微生物学
研究キーワード
DHA,アレンオキシド合成酵素,リポキシゲナーゼ,酵素,脂肪酸,植物ホルモン,天然有機化合物

研究概要

1.乳酸菌を用いた食品機能性成分の機能強化
 食品機能性成分では、機能性を発現する本体である物質が、糖がついた配糖体として存在している場合がほとんどです。この配糖体は一般に消化菅で吸収されにいのですが、腸内細菌の働きで糖が除かれると吸収性が格段に高まり、生理作用が発揮されます。腸内細菌の働きには個人差があるため、食品機能の現れ方にも個人差がでます。そこで、乳酸菌であらかじめ糖を除いておけば、誰もが食品機能を享受できます。本研究では、地元産食資源由来の乳酸菌を用いて食品機能の強化を検討してます。

2.脂質過酸化代謝系酵素の構造と機能
 私たちの細胞は、必要に応じて細胞膜から脂肪酸を切り出し、これを加工していろいろなホルモン様物質を作って、体の調子を整えています。この加工の工程では、酸素を非常に厳密な仕組みで巧みに活用して、脂肪酸の構造を変えていきます。本研究では、この酸素を活用する酵素の構造と機能を詳細に解明することを目指しています。本研究が社会で活かされる可能性として、天然から極微量しか得られない有用物質を大量生産する技術の開拓が挙げられます。

アピールポイント

酵素を活用する分野・業種と相性が良いと思います。

特許情報