・社会科教育に関わる授業研究,教材開発 ・子どもの社会認識の発達と形成に関する研究

顔写真
カトウ トシアキ
加藤 寿朗
教授
学部等
大学院教育学研究科
教育実践開発専攻
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https://researchmap.jp/read0183362
SDGs 4 質の高い教育をみんなに
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産業分野

  • 教育,学習支援業 / 学校教育

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研究分野

  • 人文・社会 / 教科教育学、初等中等教育学
研究キーワード
教材開発,社会科教育

研究概要

子どもは社会をどのくらい知っているだろうか。社会をどのように分かっていくだろうか。それは,学年や学校段階によってどのような違いがあるだろうか。これらは,社会科授業をはじめとして,子どもの社会認識を育てる教育を行う際に,教師が抱く基本的な問題意識だと思います。この研究では,子どもの社会認識発達に関する量的・質的調査を行いながら,子どもが社会的事象を認識していく過程とその特徴,認識発達に即した社会科授業構成について考察しています。
 社会認識発達に関する調査を行った結果,この時期の子どもの認識は,知識の量的増加や質的変化,分かり方の変容(並列・事例型,関連型,組み込み型,変革・創造型,総合型)というダイナミックな発達を示しました。特に,小学校中学年から高学年にかけては,発達の質的転換期として想定されます。この時期に,並列・事例型,関連型から組み込み型,変革・創造型へと変化・成長していくようです。
 これらの結果については,『子どもの社会認識の発達と形成に関する実証的研究』風間書房,『子どもはどう考えるか』おうふう出版,『授業の心理学』福村出版にまとめています。

アピールポイント

社会科授業研究を通して,社会科教材の開発を実践者と協働して取り組んでいます。

特許情報