植物のストレス耐性能力やビタミン含有量などの改変

顔写真なし
マルタ タカノリ
丸田 隆典
教授
学部等
生物資源科学部
生命科学科
researchmap
個人URL
https://researchmap.jp/7000003193
SDGs 1 貧困をなくそう 2 飢餓をゼロに 3 すべての人に健康と福祉を 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに 13 気候変動に具体的な対策を 14 海の豊かさを守ろう 15 陸の豊かさも守ろう
ホームページURL

産業分野

  • 農業,林業 / 農業

researchmap
研究分野

  • ライフサイエンス / 植物分子、生理科学
  • ライフサイエンス / 応用生物化学
研究キーワード

研究概要

植物の環境順応について、ビタミンCと活性酸素種の生理学的相互作用という観点から研究しています。

活性酸素種(ROS)は反応性が極めて高いため、かつては細胞から除去されるべき「毒」であると考えられていました。しかし、近年の研究の発展により、ROSは「信号」として機能し、植物の環境順応を最適化していることがわかってきました。細胞内におけるROSの量およびダイナミクスを制御しているのがビタミンCです。

これまでに、植物のビタミンC合成、利用および再生・維持に関するさまざまな成果をあげてきました。また、ROSの作用について、「毒」と「信号」の両側面から詳しく研究してきました。これらの過程で、植物の環境ストレス耐性を向上させる分子生物学的なストラテジーを見出してきました。

アピールポイント

基本的にモデル植物(シロイヌナズナ)しか扱っていませんが、将来的には農作物のゲノム編集に取り組みたいと考えています。

特許情報