・高品質大径材生産のためのスギ・ヒノキ人工林の密度管理に関する研究 ・エゾシカが森林の下層植生に与える影響 ・天然林の動態に関する研究

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タカハシ エリナ
髙橋 絵里奈
准教授
学部等
生物資源科学部
農林生産学科
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https://researchmap.jp/read0066362
SDGs 12 つくる責任つかう責任 15 陸の豊かさも守ろう
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産業分野

  • 農業,林業 / 林業

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研究分野

  • ライフサイエンス / 森林科学 / 造林学、森林計画学、林学
研究キーワード
スギ・ヒノキ人工林,下層植生,長伐期施業,天然林の動態,密度管理

研究概要

・高品質大径材生産のためのスギ・ヒノキ人工林の密度管理
 吉野林業の熟練技術者の森林管理技術を技術の無い私でも実践できるように、出来るだけ数値化し、言葉になっていない技術を言語化して研究をおこなってきました。個人の技能をみんなが使える技術にしたいと思っています。

・エゾシカが森林の下層植生に与える影響
 京都大学フィールド研 北海道研究林白糠区で20年にわたり、エゾシカが化森林に与える影響を調査してきました。シカ防除柵の内外で下層植生を調べることで、エゾシカが多いと下層植生が貧弱になること、エゾシカがいないとササが繁茂して樹木の実生が少なくなることが明らかになり、エゾシカが適度にいた方が、次世代の樹木が育つことがわかってきました。

・天然林の動態に関する研究
 京都大学フィールド研 北海道研究林で40年以上測定されてきた天然林に設定された調査区の測定をお手伝いしました。人の手がかかっていない自然林にも興味を持っています。

アピールポイント

人工林の密度管理が専門です。動物が森林に与える影響や天然林の動態にも興味を持っています。

特許情報