・テルペノイド生合成制御機構 ・テルペノイドの生理活性 ・針葉樹防御機構 ・精油の抽出・有効利用 ・未利用木質資源の農業利用

顔写真
カトウ サダノブ
加藤 定信
准教授
学部等
総合理工学部
物質化学科
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SDGs 2 飢餓をゼロに 13 気候変動に具体的な対策を 15 陸の豊かさも守ろう
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産業分野

  • 農業,林業 / 農業
  • 農業,林業 / 林業
  • 製造業 / 木材・木製品製造業(家具を除く)

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研究分野

  • ライフサイエンス / 木質科学
  • 環境・農学 / 環境農学
  • 環境・農学 / 環境材料、リサイクル技術
  • 環境・農学 / 自然共生システム
研究キーワード
DNA解析,テラ・プレタ,テルペノイド,バイオ炭,ヒノキ,モノテルペン,傷害反応,針葉樹,生理活性,精油,農業利用,病害抵抗性,防御機構,未利用木質資源

研究概要

現在,環境負荷低減のため世界的に慣行農業から有機農業への転換が求められていますが,現行有機農業による農作物の収量は慣行農業に及びません。そこで本研究室では,有効利用法の開発が急務となっている未利用木質資源等の高炭素有機資材を,木材チップや,木炭粉(バイオ炭),木灰の形で種々の圃場に投入することにより,病原性細菌の増殖を抑制する担子菌類を微生物相の主体であるコアマイクロバイオームとし,また,多年生植物や深根性植物をコアプランツとして栽培し,アーバスキュラー菌根菌等の植物共生生物が持続的にアグロエコシステムに存在可能な環境を構築することで,無化学肥料・無農薬で慣行農業を上回る農作物収量を実現する次世代高収量持続型農法の開発を目指しています。また,木質資材および土壌微生物相が植物の成長に及ぼす影響を微生物多様性・活性値分析,メタゲノム解析,および元素分析等により明らかにし,多岐にわたる地球規模の環境問題を大きく軽減させることが可能な,次世代持続型農林業システムの構築と早期普及を目指しています。

アピールポイント

未利用木質資源をバイオ炭やチップとして利用し,次世代の持続型農林業を実現します。

特許情報