・農業や環境保全にかかる土壌管理 ・土壌を用いた汚水処理技術の開発

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マスナガ ツギユキ
増永 二之
理事
学部等
役員
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https://researchmap.jp/read0064410
SDGs 1 貧困をなくそう 2 飢餓をゼロに 6 安全な水とトイレを世界中に 15 陸の豊かさも守ろう
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産業分野

  • 農業,林業 / 農業
  • サービス業(他に分類されないもの) / 廃棄物処理業

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研究分野

  • ライフサイエンス / 植物栄養学、土壌学
  • ライフサイエンス / 生態学、環境学
研究キーワード
環境修復,植物,土壌,農業,未利用資源

研究概要

土の養分や水の保持や、有機物を分解する働きを通じて、土は"植物生産"や"水の浄化"、"有機性廃棄物の分解"など私たちの生活に関係しています。農業における土の重要性は一般的に認識されているのですが、土の種類や性質が具体的にどのように植物の成長に関わっているのか全て分かっているわけではありません。土が持つ"水の浄化"や"有機性廃棄物の分解"については、未知の部分が多くの残されています。私は、実社会における土の役割(機能)を改善・強化することを目的に研究を行っています。具体的には、土の性質(物理、化学、生物的)を現地調査や分析により調べて、その改善方法を検討・実証します。
私は現在、国内外で次のような研究をおこなっています。
1)農耕地の持続的利用に関する研究
・園芸作物の栽培継続による土の生産性の変化
・土壌侵食防止と農業生産の両立(写真1:エチオピアの放牧地での土壌侵食)
2)土を使った汚水浄化技術の利用(写真2:河川浄化に用いられた多段土壌層装置の内部断面)
・土壌式浄化法(多段土壌層法)の改善と普及
3)有機汚泥分解技術の開発

アピールポイント

国内外において、企業や研究者と土壌を用いた汚水処理技術の開発と普及、農地土壌保全や改良などに関する共同研究を幅広くおこなってきています。

特許情報