辻本 和敬(ツジモト カズノリ) TSUJIMOTO Kazunori |
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学部等/職名
オープンイノベーション推進本部 准教授
Head Office for Open Innovation Promotion
学部・大学院教育
[教養教育]
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アントレプレナーシップ入門セミナー
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実例ビジネス開発論-社会構造の変化に対応する新しい価値の共創
[専門教育]
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アントレプレナーシップ入門セミナー
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実例ビジネス開発論 -社会構造の変化に対応する新しい価値の共創 -
教育改善
個人の改善[ミクロFD]
- MOT基礎概論、MOT特論では、時事のトピックスを講義に加え、例えば、「AIを用いて作成した画像・データ等の知的財産」、身近な知的財産の技術やアイデアを紹介したり、お店で良く見る商品の侵害訴訟内容(冬であれば、切り餅事件等)とその判決結果を紹介して、学生の知的財産関連の興味度を高める取り組みなどを実施した。また、学生の知識度を自らが検証できる様にするため、講義項目の節目で、クイズや雑学を紹介して、技術マネージメントの中でも大切な知的財産に興味を持ってもらえる様に、授業構成を再構築した。
- 従来のアントレプレナーシップ入門講義では、社会人の講演などは実施されていたが、社会人に必要な仮説思考に基づく課題解決型の「地頭力」が形成できる講義では無かった。そこで、起業家が持つべき柔軟な思考方法として、仮説思考型の「地頭力」講義を実施し、高校学習までの式・演算型で正確な解答を導く様な情報処理型でなく、それぞれ一人一人の思考を編集しながら納得できる解答を導ける情報編集力型の講義を実施した。その方法として、仮説思考・ブレストの座学、ゴールデンサークル理論からの企業情報の収集、事業提案などをグループワークで実施し、さらに地元で起業している社会人からの講演等(4社:地元でも新しい考え方で事業を展開している社長等)を実施し、今後の実社会活動で応用できる複眼思考の人材形成の講義を行った。これにより、「地頭力」を持った学生形成が出来たと考える。
- 実例ビジネス開発論では、サラス・サラスバシー博士が検証している経営に成功している経営者の理論としてのエフェクチェーションを切り口として、現在、学生が取り組んでみたいビジネスをエフェクチェーション理論を基に検討してもらい、ビジネスとして進めるためのプランの作成までを講義した。中国・四国地域の大学では、コーゼーション的な講義は数多く実施されているが、エフェクチェーションの考えを導入した講義は斬新であり新しい取り組みと言える。