岩下 義明（イワシタ ヨシアキ） Iwashita Yoshiaki
学部等／職名
医学部 医学科
教授
Faculty of Medicine School of Medicine
学科・講座等
救急医学講座
電話番号
0853-20-2401
生年月
1980年12月
専門分野
ライフサイエンス / 救急医学
専門分野キーワード
救急医学、集中治療医学、人工心肺、急性呼吸不全、人工呼吸、医工連携、地域医療、地方創生
研究テーマ
ICUのない病院における重症患者管理
集中治療室のない病院での重症患者管理の実態を把握し、本邦の集中治療室の数について提言を行っていくための研究を行っている。
三重県東紀州医療圏での人工呼吸患者の予後調査：
2020年中の英語原著論文作成を予定。
(中央施設を島根大学に移行済)
三重県東紀州医療圏での人工呼吸ワークショップの効果に関する調査：
2020年度中の日本語原著論文作成を予定。
(米国Boise State Universityと共同研究)
ECMO治療に関わる研究
ECMO治療に関する研究
日本国内の施設ごとのECMO診療患者数と予後の関係に関する疫学的研究を予定している。新型コロナウイルス感染症に対するECMO治療に関わる研究活動を予定している。
EITを用いた医療機器開発
電気インピダーンスを用いた新しい医療機器の開発に関する研究
POSH wellness laboratory社と共同で生体電気インピーダンスを用いた新たな肺の画像診断モダリティーの開発に取り組んでいる。
POSH wellness laboratory
http://posh-wl.co.jp/
科研費
研究分担者 体表面非接触型電気インピーダンスCT装置の開発 (2014-2016)
研究分担者 超高感度光ポンピング磁気センサを用いた完全非接触型3次元断層画像化技術の開発 (2017-2019)
地域医療と地方創生
ホームページＵＲＬ
https://suh-er.jp/
職歴
取得学位
博士(医学) (課程) 三重大学
学部・大学院教育
[専門教育]
- ＳＤＧｓ入門
- ＳＤＧｓ入門
- 救急医学
- 臨床英語
[大学院教育]
- シミュレータ教育実習Ⅱ
- シミュレータ教育特別研究
- 臨床・社会・環境医学と高度情報学・数学の接点
チュートリアル
救急・麻酔・Acute Care Surgery
クリニカルクラークシップ
臨床実習1 救急科
臨床実習2 救急科
医学部臨床教育
[オスキー]
- 講義,実習指導,試験官
[卒後教育]
- 指導した研修医の延べ人数 初期 10 名
- 指導した研修医の延べ人数 後期 1 名
- 卒後臨床講義 1.0 時間／週
- 卒後臨床講義 10 週／年
- 学会発表指導人数 1 名
- 論文作成指導人数 1 名
[その他]
論文（論文等）
| 1. | 「Utility of a Card-Type Respiratory Rate Measuring Device for Spontaneously Breathing Patients」 Yoshiaki Iwashita,* , Shun Takeda, Satoshi Kawashima, Shinya Sato and Satoru Nebuya Diagnostics vol.:15 864頁 2025年 3月 |
| 2. | 「A case of community-acquired Clostridioides difficile infection causing intussusception, severe pneumonia, and severe hypokalemia.」 Yoshiaki Iwashita, Shizue Takeuchi, Yoshiro Hadano, Taira Kawamura, Yuichiro Tanaka, Rie Sato, Nobuhiro Kodani, Noriaki Yamada, Ryoichi Saito BMC infectious diseases vol.:24 No.:1 744-744頁 学術雑誌 2024年 7月 |
| 3. | 「救命救急 : 救急医療と地域医療の関わりについて 【救急には生活背景に起因する身体症状の患者も多い. 医師も地域の生活を知る必要がある】」 岩下義明 日本医事新報 vol.:5213 53-4頁 2024年 3月 |
| 4. | 「救命救急 救急医療と地域医療のかかわりについて【救急には生活背景に起因する身体症状の患者も多い。医師も地域の生活を知る必要がある】 」 岩下義明 中島幹男 日本医事新報 vol.:5213 53-54頁 2024年 3月 |
| 5. | 「Prompt diagnosis and appropriate treatment of Japanese spotted fever: A report of three cases.」 Rie Sato, Noriaki Yamada, Nobuhiro Kodani, Tetsuya Makiishi, Yoshiaki Iwashita Heliyon vol.:10 No.:1 e23462頁 2024年 1月 |
| 6. | 「After Hours Training in ER」 Naho YOSHIOKA, Yoshiaki IWASHITA, Rie SATO, Noriaki YAMADA Shimane Journal of Medical Science vol.:40 61頁 2023年 12月 |
| 7. | 「The Experience and the Characteristics of Patients With Tele-ICU Implementation in a Rural Community Hospital」 Yoshiaki Iwashita , Ayana Ishigame-Kitayama , Akitaka Yamamoto , Kyohei Itoh , Masako Takenaka , Shinnnosuke Morimoto , Yasuhisa Yamamoto Cureus vol.:15 No.:7 e41971頁 2023年 7月 |
| 8. | 「Trends in survival during the pandemic in patients with critical COVID-19 receiving mechanical ventilation with or without ECMO: analysis of the Japanese national registry data」 Shinichiro Ohshimo, Keibun Liu, Takayuki Ogura, Yoshiaki Iwashita, Shigeki Kushimoto, Nobuaki Shime, Satoru Hashimoto, Yuji Fujino, Shinhiro Takeda ; Japan ECMO Network Crit Care vol.:26 No.:1 354頁 学術雑誌 2022年 11月 |
| 9. | 「【総合診療・地域医療スキルアップドリル-こっそり学べる"特講ビデオ"つき!】スキルアップドリル 厳選42選-"特講ビデオ"つき 救急 非ICUでの「人工呼吸器管理」 」 岩下義明 総合診療 vol.:32 No.:9 全:1頁 1072頁 2022年 9月 |
| 10. | 「【テクニックいらずの胸部X線ヨミカタノート 人工呼吸管理中に見るべき変化がわかる!】(STEP 1)胸部X線写真を読む前に知っておきたいこと 身体所見との対比 」 佐藤利栄、岩下義明 みんなの呼吸器Respica 22-32頁 2022年 6月 |
| 11. | 「Negative-Pressure Pulmonary Edema and Takotsubo Cardiomyopathy in the Older Adults.」 Takahiro Sakamoto, Rie Sato, Akihiro Endo, Yoshiaki Iwashita, Kazuaki Tanabe Cureus vol.:14 No.:2 e22661頁 2022年 2月 |
| 12. | 「Clinical Characteristics of Mechanically Ventilated Patients Treated in Non-ICU Settings in a Rural Area of Japan.」 Yoshiaki Iwashita, Shinnnosuke Morimoto, Sukenari Koyabu, Kazuo Maruyama, Hiroshi Imai Cureus vol.:14 No.:1 e20931頁 学術雑誌 2022年 1月 |
| 13. | 「Chest compressions become deeper when pushing with forward lean: A simulation study.」 Nao Sato, Kenji Karino, Makoto Hirose, Satoru Okamoto, Tomoko Osaka, Hatsue Matsumura, Yoshiaki Iwashita Resuscitation plus vol.:8 100169-100169頁 学術雑誌 2021年 12月 |
| 14. | 「Evaluation of a Novel Contactless Electrical Impedance Device for Measuring Respiratory and Heart Rates: A Pilot Study.」 Yoshiaki Iwashita, Satoru Nebuya Cureus vol.:13 No.:10 e18622頁 学術雑誌 2021年 10月 |
| 15. | 「Differences in rehabilitation for mechanically ventilated patients in the intensive care unit and high-dependency care unit.」 Shinya Sato, Sokichi Maniwa, Yoshiaki Iwashita The Lancet regional health. Western Pacific vol.:14 100244-100244頁 学術雑誌 2021年 9月 |
| 16. | 「Safety and harms of bronchoalveolar lavage for acute respiratory failure: A systematic review and meta-analysis.」 Keisuke Anan, Yoshiyasu Oshima, Takayuki Ogura, Yuko Tanabe, Akiko Higashi, Yoshiaki Iwashita, Kensuke Fujita, Takuo Yoshida, Koichi Ando, Satoshi Okamori, Yohei Okada Respiratory investigation 学術雑誌 2021年 9月 |
| 17. | 「Establishment of a Disaster Management-like System for COVID-19 Patients Requiring Veno-Venous Extracorporeal Membrane Oxygenation in Japan.」 Takayuki Ogura, Shinichiro Ohshimo, Keibun Liu, Yoshiaki Iwashita, Satoru Hashimoto, Shinhiro Takeda Membranes vol.:11 No.:8 学術雑誌 2021年 8月 |
講演・口頭発表等（学会発表）
| 1. | 「低栄養を背景とした在宅人工呼吸管理児の重症肺炎の治療経験」 岩下義明 第40回日本栄養治療学会学術集会 2025年 2月 |
| 2. | 「救急医の性暴力被害に関する 学習機会」 岩下義明 第52回日本救急医学会総会 2024年 10月 |
| 3. | 「患者安全に資するカード型呼吸数測定デバイスの臨床評価」 岩下義明 日本臨床医学リスクマネジメント学会・学術集会総会 2024年 9月 |
| 4. | 「性暴力被害者に対するワンストップ支援センターの認知度調査」 岩下義明 第15回プライマリケア連合学会学術大会 2024年 6月 |
| 5. | 「研究テーマの見つけ方 デザインの仕方」 岩下義明 第 11 回日本体外循環技術医学会東海地方会学術セミナー 2024年 5月 |
| 6. | 「肺炎患者に対する3D-EITの臨床応用」 岩下義明 第51回日本集中治療医学会 2024年 4月 キーワード:EIT 肺炎 医工連携 |
| 7. | 「The First Clinical Use of 3D-EIT for Severe Pneumonia Patient」 Yoshiaki Iwashita The 24th KSCCM-JSICM Joint Congress 2024年 3月 |
| 8. | 「振り子現象を中心としたEITの新たな可能性」 岩下義明 日本呼吸療法医学会 2023年 8月 |
| 9. | 「デザイン思考の観点から考える地域医療と地方創生フィールドワーク実習」 岩下義明 日本医学教育学会 2023年 7月 |
| 10. | 「先天性水頭症による在宅人工管理中の重症肺炎の一例」 吉岡菜穂 佐藤利栄 小谷暢啓 山田法顕 岩下義明 日本救急医学会中四国地方会 2023年 7月 |
| 11. | 「救急外来での時間外実習の効果」 吉岡菜穂、尾﨑彩織、武淵裕貴、立川諒太、光岡史貴、佐藤利栄、小谷暢啓、山田法顕、牧石徹也、岩下義明 日本プライマリ・ケア連合学会 学術大会 2022年 6月 |
| 12. | 「こびりつかない挿管・気管切開チューブ」 岩下義明 日本集中治療医学会総会 2022年 3月 |
委員会・学会役員等
| 1. | 日本救急医学会 専門医試験検討委員会 なし 2021年～ 2025年 |
| 2. | 日本救急医学会 編集委員会 なし 2021年～ 2025年 |
| 3. | 日本集中治療医学会 集中治療を要する重症患者の広域搬送ガイドライン作成委員会 なし 2021年～ 2025年 |
| 4. | 日本救急医学会 指導医認定委員会 2023年～ 2025年 |
| 5. | 日本救急医学会 性犯罪被害対策特別委員会 なし 2023年～ 2025年 |
学術雑誌の編集
| 1. | 日本救急医学会雑誌 委員 |
学術雑誌の査読
| 1. | Acute Medicine and Surgery |
| 2. | American Journal of Emergency Medicine |
| 3. | BMC Pulmonary Medicine |
| 4. | BMJ Case Report |
| 5. | Heart & Lung |
| 6. | 日本救急医学会雑誌 |
| 7. | Acute Medicine and Surgery publisher:WILEY Online Library |
| 8. | Heart and Lung |
| 9. | Journal of Intensive Care publisher:BMC |
| 10. | Respiratory Investigation |
| 11. | Acute Medicine and Surgery |
| 12. | BMJ Open |
学会・シンポジウム等の主催
| 1. | ECMOnet講習会 実行委員長等 2022年 ECMO |
| 2. | 第4回地方創生医師団シンポジウム 実行委員長等 2022年 地域医療、地方創生 |
公開講座、学外講師・講演
| 1. | 分類：出張講義 役割：講師 対象者：学生 人数：30～100人未満 松江北高校の高校生向けに講演 「旧キュイの仕事とこれからの医療のあり方」 主催者：松江北高校 |
| 2. | 分類：出張講義 人数：30人未満 太田高校 進路ガイダンス |
| 3. | 分類：出張講義 人数：30人未満 大社高校 進路ガイダンス |
| 4. | しまね大交流会 分類：セミナー・シンポジウム 人数：30～100人未満 しまね大交流会にてブース説明 |
| 5. | 映画「医学生ガザへ行く」上映会 分類：公開授業 人数：30人未満 学内教職員向けに上記映画の上映会を行った 2024年 7月 ～ |
| 6. | しまね大交流会 分類：公開講座 役割：講師 人数：300人以上 しまね大交流会にて、救急医学講座、先進医療電磁工学共同研究講座のPRを行った 2023年 11月 ～ |
| 7. | 映画「ガザ素顔の日常」鑑賞会 分類：映画鑑賞会 対象者：一般市民 人数：30～100人未満 ガザ地区の人道的被害を受けて、ガザ地区に関する理解・興味関心を深めるために、映画鑑賞会を実施した 主催者：マヤッカ 出雲ベース 2023年 12月 ～ |
| 8. | 横田高校 キミチャレ 分類：出張講義 役割：講師 対象者：児童・生徒 人数：30～100人未満 横田高校の高校生に救急医の仕事とキャリアに関する講義を行った 主催者：横田高校 実施場所：横田高校 2023年 9月 ～ |
| 9. | 横田高校 交流会 分類：高校生・大学生交流会 対象者：学生,児童・生徒 人数：30人未満 島根大学医学部学生と横田高校の高校生の交流会を実施した。高校生にとっては大学生からの医療、大学に関する情報を得ることができ、大学生にとっては地域を知るきっかけになった 2023年 10月 ～ |
| 10. | 島根大学・POSH社医工連携セミナー 分類：公開講座 役割：企画,運営,講師 対象者：一般市民,企業,学生 人数：30人未満 島根大学医学部救急医学講座とPOSH社の連携についてセミナーを行った 2023年 6月 ～ |
| 11. | 分類：セミナー・シンポジウム 役割：講師 人数：30人未満 JBのスポンサードセミナーにて、EITでわかることとその限界についてのweb講演会 |
| 12. | 分類：セミナー・シンポジウム 役割：講師 対象者：芽室病院医療従事者 人数：30～100人未満 芽室病院の医療スタッフ向けに地域医療、医療者が地域に出ることの意義について講演を行った |
| 13. | COVID-19対応に資する人材養成研修会(三重大学病院) 分類：セミナー・シンポジウム 役割：講師 対象者：三重県内医療従事者 人数：30～100人未満 ECMOについて適応と管理、トラブルシューティング、転院搬送についての講演及びハンズオンの講師 |
| 14. | ちいここ(学生団体)主催の島根ツアーでの講演会 分類：セミナー・シンポジウム 人数：30人未満 ちいここ(学生団体)主催の島根ツアーでの講演会 医療者が町に出る意義についての講演および交流会 2022年 8月 ～ |
| 15. | ココが知りたい！コロナウイルス感染症 ～エキスパートが解説 ECMOって何？ 分類：公開講座 役割：企画,依頼,運営,講師 対象者：一般市民,企業,学生,児童・生徒 人数：30人未満 コロナウイルス感染症は、人々の命や社会経済に大きな影響を与えています。巷では様々な情報が溢れています。この講座では島根大学医学部の専門医師が正しい知識をわかりやすく解説した。 |
| 16. | ファージセラピー講演会 分類：セミナー・シンポジウム 役割：企画,座長 対象者：医療従事者 人数：30人未満 ファージセラピーという新しい治療法について、早稲田大学招聘研究員の北岡一樹先生にオンラインで講演をして頂いた 主催者：島根大学医学部救急医学講座 実施場所：オンライン 2022年 5月 ～ |
| 17. | 横田高校キミチャレ2022 分類：学外非常勤講師 役割：講師 対象者：児童・生徒 人数：30～100人未満 横田高校の高校生に進路選択関する講演・対話を行なった 主催者：横田高校 2922年 11月 ～ |
| 18. | 研究交流会 分類：学内講演会 役割：講師 人数：30人未満 学内の研究交流会にて医工連携について講演を行った |
| 19. | 島根技術コミュニティ大交流会 分類：セミナー・シンポジウム 役割：講師 人数：100～300人未満 熱中症感知センサーについての講演 |
| 20. | 皆さん、息してますか！？呼吸のしくみからECMO(エクモ)まで！ 分類：公開講座 役割：企画,運営,講師 対象者：一般市民,学生 人数：30人未満 2020年、新型コロナウイルス感染症の流行から、肺炎、人工呼吸、ECMO(エクモ)といった言葉が飛び交いました。これらっていったいどんなものなの？ECMOを使えば新型コロナウイルス感染症は治るの？などを、わかりやすく、楽しく、解説します。 |
島根県を中心とした山陰地域に貢献する社会貢献活動の改善の取組み
| 1. | 出雲ベース活動 医学生を地域の住民と交流させるための仕組みづくり |
診察活動
[役割]
- 診療科長
[外来の回数]
- ２回以上／週
[外来患者数]
- １０人以上／日
[病棟での役割]
- 疾患・グループのチーフ,主治医,夜間オンコール担当
[主治医として受け持つ入院患者数]
- ３人以上（年平均）