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加美野 宏樹(カミノ ヒロキ) KAMINO Hiroki |
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医学部附属病院 准教授
Hospital
ワクチン・治療用抗体研究開発センター
0853-20-2127
1974年03月
ライフサイエンス / 分子生物学
ライフサイエンス / 腫瘍生物学
ライフサイエンス / 病態医化学
抗体医療
活性型インターロイキン18(IL-18)特異的抗体を利用した炎症性疾患への診断及び治療応用を目指した基礎研究
インターロイキン18 (IL-18) はさまざまな自己免疫性疾患や炎症性疾患で高値を示す炎症性サイトカインであるが、病態への影響や治療対象としての評価は不明なところが多い。われわれは「ヒト活性型IL-18」に対して強い阻害効果を持ち、かつさまざまな実験に利用できる抗体を作製・報告した(Nariai Y, Kamino H et al., Arch Biochem Biophys. 663:71-82, 2019)。同様に「マウス活性型IL-18」に対する特異的抗体も作製・報告してきた(Uchida Y. et al., Arch Biochem Biophys. 727: 109322, 2022)。これらの抗体を利用し、活性型IL-18を測定するキット(診断応用)や炎症性疾患モデルマウスに対する投与実験(治療応用)を進めている。また将来的に抗体医薬品として世に送り出すためヒト化抗体を作製し、研究を進めているところである。
研究分野:病態医化学,その他,膠原病、アレルギー内科学
(国内共同研究)
博士(生命科学) (課程) 鳥取大学