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森 佳子(モリ ヨシコ) SENDA Yoshiko

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学部等/職名

生物資源科学部 農林生産学科 准教授

学科・講座等

農林生産学科 

生年月

1972年01月

専門分野

環境・農学 / 農業社会構造

人文・社会 / 食料農業経済

専門分野キーワード

農業経営学 農業金融論

研究テーマ

リレーションシップバンキングを基軸とした農業金融の新手法と金融機関連携の研究
多様な農業経営主体の組織的,機能的特質,農業の産業的特質を十分考慮し,理論・実証分析を通じて,リレーションシップバンキングを基軸とした農業金融の新しい手法とそれを実現するための金融機関(公庫、農協、民間金融機関)の連携を構築することを目的としており,本研究では,具体的に以下の3点に取り組んでいる.1)多様な農業経営主体の資金需要に対応できる金融手法を,中小企業金融の分野で用いられている新しい金融技術の農業金融への適用可能性を検討した上で,提示する.2)農協以外の民間金融機関が積極的に行ってきている農業融資以外の農業者への支援の実態と課題を整理し,民間金融機関による農業者への支援のあり方を提示する.3)多様な金融機関(公庫、農協、民間金融機関)の構造的・機能的特質をふまえ,新しい金融技術に対応した、望ましい連携のあり方を検討する.
研究分野:農業経済学 (個人研究) 2012年 ~

農業経営の主体的発展に向けた支援手法の開発-政策支援と民間支援の融合の観点から-
現在、農業経営政策においては、有能な担い手経営の育成を図るため、担い手自身の主体的成長を促す政策が望まれている。本研究では、現状の担い手政策の根幹をなす「認定農業者制度」等の諸制度が、こうした自発的取組を支援・助長する政策メカニズムを必ずしも内包してない現状に鑑み、農業経営者の主体的経営改善に向けた取組について、政策支援に加えて民間支援を動員する形での経営発展支援方策のあり方を検討する。 具体的には、1)経営改善に向けた担い手の取組の実態について、日本とカナダの事例の比較を交えながら解明する。その上で、2)個々の経営者の能力や改善達成度に即しつつ、経営改善意欲を高めるための段階的支援方策について検討を行う。さらに、3)高度な経営については、特に資金需要に対する支援に焦点を当て、多様な 金融機関の構造的・機能的特質をふまえ、新しい金融技術に対応した、農業経営発展の望ましい連携のあり方を検討する。
研究分野:農業経済学 (国内共同研究) 2013年 ~

農業経営の廃業・倒産に関する研究
本研究の目的は,大規模化・企業化した農業経営の倒産事例を網羅的に把握し,倒産に至る過程,倒産の理由,倒産後の対応を整理・類型化することで,倒産リスクの低減や倒産後の速やかな経営資源継承の方策を提言し,農業経営の経営体質強化に資する研究成果を生み出すことにある。また,これまでは点的に捕捉されるのみであった農業経営の倒産事例を可能な限り網羅的に捕捉することで,農業経営における倒産研究の道筋をつけることも企図している。
研究分野:農業経済学 (国内共同研究) 2019年 ~

農業経営の財務構造と統治のダイナミズム-民間信用調査を活用して-
民間信用調査の調査結果を用い、農業経営の財務構造と企業統治のダイナミズムについて分析し、農業金融問題への新たな分析枠組みの導入可能性の検証を行うことである。本研究で用いる民間信用調査は、複数年の財務諸表に加え、取引銀行や出資関係、取引先など、広く企業統治にかかわる情報を有しており、これまで手薄であった農業金融分野におけるミクロ的視点による実証を可能にする。本研究の遂行により、90年代以降、めざましい発展を遂げている中小企業金融の分析枠組みにより、多様な農業経営主体と資金供給主体(政府・民間金融機関・仕入先)との取引関係等の分析を行い、農業の成長産業化に資する農業金融の役割や政策課題を明らかにすることができる。
研究分野:農業経済学 (国内共同研究) 2020年 ~ 2024年

職歴

1996年4月~1999年9月  滋賀県立農業大学校非常勤講師(担当:農業簿記)
1997年5月~1999年3月  ティーチング・アシスタント(京都大学)
1998年4月~1999年9月  京都府立農業大学校非常勤講師(担当:農業経済学)
1998年10月~1999年3月 聖母女学院短期大学非常勤講師(担当:生活経営学) 
2000年1月~2002年3月  日本学術振興会特別研究員(PD)
2002年4月~2003年9月  島根大学講師生物資源科学部講師
2003年10月~2007年3月 島根大学助教授生物資源科学部助教授
2007年4月~現在       島根大学准教授生物資源科学部准教授

取得学位

博士(農学)  (課程) 京都大学