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長谷川 孝一(ハセガワ コウイチ) HASEGAWA Koichi

お問い合わせ

学部等/職名

医学部 医学科 講師

学科・講座等

生理学講座(神経・筋肉生理学) 

電話番号

0853-23-2111

生年月

1979年05月

専門分野

ライフサイエンス / 生理学

ライフサイエンス / 神経機能学

ライフサイエンス / 神経科学一般

専門分野キーワード

神経回路形成 / 軸索伸展 / 遺伝子発現 / 神経回路 / 小脳 / 核 / 樹状突起 / 神経突起 / RNA結合蛋白質 / 神経科学 / 発生分化 / 発生・分化 / シナプス形成 / シナプス結合 / シナプス / 軸索 / 神経細胞 / 神経発生 / 神経突起形成 / 空間配置 / ニューロン / 局在 / 生理機能

研究テーマ

ニューロンにおける核と軸索のクロストークの解明
軸索はニューロンにおける情報の出力装置にたとえられる。軸索の細胞体近位に存在する軸索起始部(Axon Initial Segment, AIS)は、活動電位が発生する場であり、神経機能を生み出す構造的基盤としての重要な役割を担っている。そのため、AIS構成分子群の遺伝子変異は神経疾患の発症要因となる。AISはさまざまな状況に応じてその構造や分子プロファイルを変化させてニューロンの興奮性を調節するが、AISの形成や可塑性制御の分子機構は解明が遅れている。本研究テーマは、核膜LINC(Linker of Nucleoskeleton and Cytoskeleton)複合体に焦点をあて、核を介したAISの形成および可塑性制御の分子機構を解明する。本研究テーマにより、これまでまったく知られていない「核を起点としたAISの制御機構」が明らかになり、その知見はAIS関連神経疾患の病態解明にもつながると期待される。
研究分野:神経・筋肉生理学 (個人研究) 2021年 ~

ニューロンの神経突起成熟過程を制御する分子メカニズムの解明
神経系の発生において神経突起形成は神経回路ネットワークの構築に必須のプロセスである。N-WASPはArp2/3複合体の活性化を介してアクチンの重合を制御する。初代培養ニューロンや株化された神経系細胞における神経突起や成長円錐、スパイン形成におけるN-WASP、Arp2/3複合体の制御は報告されているものの、in vivoにおけるこれらの重要性については明らかとなっていない。本研究では樹状突起の発生過程がよく理解されているマウスプルキンエ細胞をもちいてN-WASP-Arp2/3シグナリングの役割を解明する。
研究分野:神経・筋肉生理学,神経科学一般,発生生物学 (個人研究) 2021年 ~

ホームページURL

https://kuwako-lab.net/

職歴

島根大学医学部生理学講座(神経・筋肉生理学) 講師 2021年2月〜
ヤンセンファーマ株式会社メディカルアフェアーズ本部免疫・感染症・ワクチン部 疾患リード 2021年1月〜2021年1月
ヤンセンファーマ株式会社メディカルアフェアーズ本部免疫・感染症・ワクチン部 疾患担当 2020年1月〜2020年12月
ヤンセンファーマ株式会社メディカルアフェアーズ本部メディカルサイエンスリエゾン部 感染症・ワクチン領域担当 2015年12月〜2019年12月
大阪大学蛋白質研究所神経発生制御研究室 助教 2009年4月〜2015年11月

出身大学院

横浜市立大学 修士 (医学系研究科 医科学) 2005年 (修了)

大阪大学 博士 (医学系研究科 生体生理医学) 2009年 (修了)

取得学位

博士(医学) (課程) 大阪大学