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伊集院 敬行(イジユウイン タカユキ) IJUIN Takayuki |
法文学部 言語文化学科 准教授
言語文化学科
0852-32-6213
1969年12月
人文・社会 / デザイン学 / 映像デザイン
人文・社会 / 美学、芸術論 / 映画論
デザイン、映像、現代美術
ハイデガーの影響の元で構築された中井正一の機械美学、映画論に見られる精神分析理論の影響に関する考察
ハイデガーの影響の元構築された中井正一の機械美学、映画論に見られる精神分析理論の影響画認めらる。このことは、ラカンの精神分析理論を想起させる。なぜなら、ラカンがハイデガーの影響を強く受けていること、ラカンの精神分析理論が頻繁に映画作品や映像メディアを論じるために用いられているからだ。そこで、中井の映像論とラカンの精神分析理論、とりわけ視覚メディアを比喩に用いた「精神分析の4基本概念」とを比較してみよう。それらが非常に似た議論をしていることに気づかされる。そして、その類似は、それぞれの理論の理解を深めるための手がかりになるだろう。
(個人研究)
ル・コルビュジエのブルータリスム
ル・コルビュジエは彼の建築を機械に喩えたことは有名であり、それゆえ、彼のピュリスム建築は機能主義おして理解された。しかし、ル・コルビュジエの後期建築様式であるブルータリスムは、機能主義としては理解ができない。むしろ、シュル・レアリスムやアール・ブリュットと平行する運動として理解するほうが自然である。この問題を解決するために本研究は、ル・コルビュジエの建築を同じ機械であるが、映像機械として理解する。なぜなら、映像論は、映画という機械をフロイト的に解釈することにおいて大きな成果をあげているからである。つまり、建築に映像論的視点を持ち込むことで、ル・コルビュジエの建築に見られる非合理性、非機能性を位置づけることことが本研究のもくてきであり、そのためにル・コルビュジエの機械概念と映像機械とを比較する。
研究分野:美学・美術史
(個人研究) 2009年 ~ 2012年
准教授2009年~現在
助教授2006年~2008年
講師2000年~2006年
助手1998年~2000年
京都工芸繊維大学 大学 (工芸学部 造形工) 1993年 (卒業)
京都工芸繊維大学 博士 (工芸科学研究科 機能科学) 1998年 (単位取得満期退学)
修士(工学) 京都工芸繊維大学