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鹿住 大助(カズミ ダイスケ) KAZUMI Daisuke

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教育改善

個人の改善[ミクロFD]

  • 新しいカリキュラムでコアとなる新規開講科目の実施 R6年度入学生を対象とした全学基礎教育、クロス教育の新しい教育プログラムにおいて、「SDGs入門」と「クロス教育基礎論」を新たに開発し開講した。両科目とも同一内容を前期と後期に開講し、その延べ人数は1832名であった。「SDGs入門」はR6年度入学生全員の必修科目であり、全学部の教員が担当するオムニバス型のオンデマンド授業である。自ら授業で講義を担当することはなかったが、全体の教材や小テストの設定、担当教員との調整、学生への周知、成績評価など授業全体の運営を担った。「クロス教育基礎論」は各種クロス教育プログラムの構成科目(必修/選択はプログラムごと)であり、越境的な学修を促進することを目的としている。こちらもオンデマンド型ではあるが、学外講師との調整や自ら担当する授業回を含めた全体の運営を担当した。
  • 複数教員や地域の協力者を巻き込んだ授業実践 授業の主担当を務めた科目では、すべて複数教員による授業検討や分担をおこない、複数の視点から授業内容・方法の見直しや改善を図った。「プロジェクトデザイン」では、主担当の中村准教授ほか2名の教員とともに学生のプロジェクトの方法習得を促す授業設計と、チーム別のプロジェクト伴走を担った。「観光地域経営論」では、地域の関係者(企業・団体・自治体関係者等)を授業前半で話題提供者として招聘し、最後の学生チームの観光地域づくり企画の発表会にも参加・講評してもらった。また、「大学で学ぶ世界史:講義編」は科研の調査研究対象となる授業でもあり、研究協力者とともに研究目標である歴史学習のコンピテンシー修得に向けた授業設計と運営をおこなった。なお、結果として授業評価は全体平均を上回ることができた。
  • ハイブリッド型の授業実践や大人数オンデマンド授業でのアクティブラーニングの工夫 担当したすべての面接授業において、Moodleでの課題提出やフィードバックなどを通じて、面接授業と遠隔授業の授業時間・授業外学習時間を効率的・効果的に用いた授業実践をおこなった。「大学で学ぶ世界史 講義編」では、LMSを用いて他者の回答を参照した上でリフレクションをおこなったり、ライブチャットシステムを用いて発言を引き出したりしながら活動的な授業実践に取り組んだ。オンデマンド型の「クロス教育基礎論」では、後半3回を活動的な授業とし、自身の「越境的な学修計画」の策定と他者の計画書へのコメント記入・フィードバックを通じて、学生の相互評価を取り入れた(※成績評価には用いていない)。

学部、学科レベルの改善[ミドルFD]

  • リカレント教育「山陰ツーリズム人材育成塾」の実施 山陰地域観光中核人材育成を目指すリカレント教育「山陰ツーリズム人材育成塾」四期目の実施にあたった。センター長とともに、事業実施者の山陰インバウンド機構から業務委託を受けた事業者(株式会社ARKカンパニー)と連携して企画提案書作成、学内外を含めた運営体制の構築、ミーティングへの参加、受講者の募集や選抜、カリキュラムの事前準備・調整と実施、オンライン(MoodleやZoom)システムの運用、報告書作成等の業務の支援にあたった。例年同様ではあるが、委託先の山陰インバウンド機構から高い評価を得たほか、受講生の満足度も高いリカレント教育となった。

全学レベルの改善[マクロFD]

  • クロス教育・特別副専攻プログラムのマネジメント クロス教育テーマ別プログラム、および特別副専攻プログラムのすべてについて、大学教育センター下におくプログラムごとの専門委員会に参画し、他の委員とともに履修者数・修了者数の点検や、修了認定をおこなった。また、教育企画課と相談しながらクロス教育の登録方法の設計・調整したり、担当副学長とともにクロス教育のMoodleコースを準備したり、学生向けの説明動画を全学基礎教育ガイダンスコースに掲載したりして学生への浸透をはかった。
  • 質の高い遠隔授業の実施のためのサポートや、制度・ハイブリッド授業環境の構築 Moodleの管理運用・教員や学生への個別サポートにあたった。電話や管理者宛・個人宛のメール、サポートサイトでの問い合わせ等、日々数件の問い合わせや不具合報告等に対処した。Moodle以外にも、ZoomやTeams等のオンライン授業ツールに関するマニュアルの改訂、問い合わせ対応、ハイブリッド型授業実施のための機材貸し出しや授業準備等にあたった。また、「遠隔授業のガイドライン」を改訂し、事前審査だけでなく、事後報告を求める手続きを加え、より質の保証された遠隔授業の実施に努めた。
  • FD・SDの再定義 大学設置基準の変更等をふまえ、従来、教員を研修対象とするFDと、職員を研修対象のSDという定義を見直した。FDは「島根大学の教育理念や教育目標の実現を目指し、授業やカリキュラムの内容と方法を改善・向上させるためにおこなう組織的な研修」とし、SDは「島根大学における教育、研究、社会貢献活動等の大学運営に必要な知識・技能を身に付け、能力・資質を向上させるための研修(※上記のFDの取り組みを除く)」と定義した。また、ミクロ・ミドル・マクロの分類やそれに含まれる事例を整理し、R6年度の大学全体でのFD・SD計画のとりまとめと策定にあたった。
  • 全学共通教育・全学基礎教育の管理運営 全学共通教育・全学基礎教育の管理委員会において、全学共通教育の質保証に向けた取り組み(新規開講科目審査、学務データ等に基づく授業科目の点検)にあたった。各部局ごとの主任・副主会議、担当者会議間の連絡調整を図ったり、運営を実質化するため、すべての会議体に委員として参画し、検討事項等の議論に加わった。また、全学基礎教育ガイダンスコースを開設し、新入学生を対象に全学基礎教育の履修方法等についての説明をオンライン上でおこなった。
  • 新任教員研修会での講師 4月4日の新任教員研修会(オンライン)で「大学教育の実践的方法とは?(島根大学におけるFDについて)」を担当した。大学教育改革の動向や大学教員の現状の説明の後に、本学の教育の取組(能動的授業、カリキュラムの質保証、FD、シラバス、遠隔授業等)について説明した。