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鹿住 大助(カズミ ダイスケ) KAZUMI Daisuke

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学部等/職名

大学教育センター 教授
Higher Education Center

学部・大学院教育

[専門教育]

  • ジェンダー -性を科学する-
  • スタートアップセミナー(Aクラス)
  • スタートアップセミナー(Bクラス)
  • スタートアップセミナー(Cクラス)
  • 観光地域経営論
  • 大学で学ぶ世界史 講義編
  • 地域社会の生活と安全
  • 地域未来論

[大学院教育]

  • 研究と倫理

教育改善

個人の改善[ミクロFD]

  • 複数教員や地域の協力者を巻き込んだ授業実践、実情に応じた授業改善 授業の主担当を務めた科目では、すべて複数教員による授業検討や分担をおこない、複数の視点から授業内容・方法の見直しや改善を図った。「スタートアップセミナー」では、島根県の移住者・関係人口・地域づくりの主体など「地域の人」に注目して情報収集することで関心を高める方策をとり、担当教員減にともなう実施方法を見直しながらPBL型の地域課題解決企画づくりの授業は維持した。「観光地域経営論」では、地域の関係者(企業・団体・自治体関係者等)を授業前半で話題提供者として招聘し、最後の学生チームの観光地域づくり企画の発表会にも参加・講評してもらった。また、「大学で学ぶ世界史 講義編」では前年度から受講者が急増したが、LMSやチャットを使って対話的な授業づくりに取り組み、結果として授業評価は全体平均を上回ることができた。
  • ハイブリッド型の授業実践 担当したすべての授業において、基本的には教室での面接授業として実施するとともに、Moodleでの課題提出やフィードバックなどを通じて、面接授業と遠隔授業の授業時間・授業外学習時間を効率的・効果的に用いた授業実践をおこなった。なお、「スタートアップセミナーB」では松江・出雲両キャンパス学生との同期型授業&オンデマンド型授業として実施した。また、「大学で学ぶ世界史 講義編」は大人数授業となったが、LMSを用いて他者の回答を参照した上でリフレクションをおこなったり、ライブチャットシステムを用いて発言を引き出したりしながら活動的な授業実践に取り組んだ。

学部、学科レベルの改善[ミドルFD]

  • リカレント教育「山陰ツーリズム人材育成塾」の実施 山陰地域で観光事業を起こそうとする社会人を対象としたリカレント教育「山陰ツーリズム人材育成塾」三期目の実施にあたった。2023年度は、国際観光教育推進センターの専任教員の異動にともない、センター長とともに、事業実施者の山陰インバウンド機構から業務委託を受けた事業者と連携して企画提案書作成、学内外を含めた運営体制の構築、ミーティングへの参加、受講者の募集や選抜、カリキュラムの事前準備・調整と実施、オンライン(MoodleやZoom)システムの運用、報告書作成等の業務の支援にあたった。委託先の山陰インバウンド機構から高い評価を得たほか、受講生の満足度も高いリカレント教育となった。

全学レベルの改善[マクロFD]

  • 全学共通教育管理委員会での活動・全学基礎教育の準備 全学共通教育管理委員会において、全学共通教育の質保証に向けた取り組み(新規開講科目審査、学務データ等に基づく授業科目の点検)にあたった。教養育成科目の各部局ごとの主任・副主会議、基礎科目の担当者会議間の連絡調整を図ったり、運営を実質化するため、すべての会議体に委員として参画し、検討事項等の議論に加わった。また、2024年度の全学基礎教育への移行にあたって、そのポリシー策定や科目の再配置にもあたった。
  • 質の高い遠隔授業の実施のためのサポートや制度・ハイブリッド授業環境の構築 Moodleの管理運用・教員や学生への個別サポートにあたった。電話や管理者宛・個人宛のメール、サポートサイトでの問い合わせ等、日々数件の問い合わせや不具合報告等に対処した。Moodle以外でも、ZoomやTeams等のオンライン授業ツールに関するマニュアルの改訂、問い合わせ対応等にあたった。また、戦略的機能強化推進経費事業「オンライン授業サポーターの育成と組織化を通じた積極的支援の展開による教育DX推進プロジェクト」で、①オンライン授業サポーターの育成・組織化、②教育支援プロジェクト(サポーターによるハイブリッド型授業実施支援)、③学修支援プロジェクト(サポーターによるプッシュ型の利用支援)を実施した。さらに「遠隔授業のガイドライン」を改訂し、事前審査による質の保証された遠隔授業実施に努めた。
  • 中期目標計画とビジョン2021の実現に向けた教育改革 第四期中期目標やビジョン2021に掲げられた教育改革の実現に向けて、全学DPの策定や3つのポリシーの見直し、クロス教育と全学基礎教育の設計をおこない、改革案を策定した。改革案に基づき、事前の各部局・専門委員会等との調整、教学マネジメント委員会での議論をすすめ、2024年度に向けたカリキュラム改革を実現することができた。具体的には、「島根県版高等教育のグランドデザイン」に基づいて、大学全体で育成すべき資質・能力を定め、5カテゴリ35のクロス教育プログラムを構築し、全学共通教育を4科目群に再配置した全学基礎教育を翌年度から開始することとなった。
  • 特別副専攻プログラムのマネジメント・開発 10件の特別副専攻プログラムについて、大学教育センター下におくプログラムごとの専門委員会にすべて参画し、他の委員とともに履修者数・修了者数の点検や、修了認定をおこなった。また、2024年度のクロス教育に向けて、特別副専攻プログラムからテーマ別プログラムへの移行を推進した。各専門委員会・委員長と調整の上、クロス教育としての持続が困難なプログラムについては募集停止措置を図ったり、8単位・16単位のプログラムから10単位のプログラムへのカリキュラムの再設計、募集定員枠の設定などを進めた。
  • 新任教員研修会での講師 4月5日の新任教員研修会(オンライン)で「大学教育の実践的方法とは?(島根大学におけるFDについて)」を担当した。大学教育改革の動向や大学教員の現状の説明の後に、本学の教育の取組(能動的授業、カリキュラムの質保証、FD、シラバス、遠隔授業等)について説明した。
  • 生物資源科学部FD研修講師 2月21日に生物資源科学部教員を対象としたFD研修会で「教育DXと大学教育改革」についての講師を担当した。本学の関連する中期計画をふまえ、教育DXの一般的目的と他大学の事例、教育DX推進のために必要な考え方や今後目指している方向についての説明をおこなった。