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毎熊 浩一(マイグマ コウイチ) MAIGUMA Koichi

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学部等/職名

法文学部 法経学科 教授

学部・大学院教育

[専門教育]

  • NPO論
  • NPO論
  • 公共経営論
  • 行政学
  • 行政学
  • 政治・行政学入門
  • 専門演習II(行政学)
  • 専門演習I(行政学)
  • 入門演習

[大学院教育]

  • 公共政策実践演習
  • 情報法制論
  • 法政基礎論

論文等指導

卒業論文等の指導 17 名

教育改善

個人の改善[ミクロFD]

  • ■ジャーナリズムと地域社会  「政治行政とメディア」と題して1コマ出講した。政治学関連の研究をレビューしたうえで、自らの体験談を織り込みながら教授した。昨年度は学生満足度が9割程度に落ち込んだことから、本格的にグループワークを取り入れるなど改善を試みたところ約98%となった。
  • ■公共経営論  本講義は、毎年、演習のような運用をしている。例年通り「模擬事業仕分け」を行った。今年度もまた、松江市役所の協力により、実際の事業につき、学生同士ではなく、実際の担当者を相手に実施することができた。また、今年度は、学期中にたまたま「自分ごと化会議in松江」の「本番」(協議会)が開催されたため、その傍聴の機会を設けた。かくして、シラバスに掲げた狙い(「公共経営の担い手(あるいは、それに対する統制者としての市民)に求められる、多様な知識、多面的な視座、リアルな実践感覚などを磨くこと」)、とりわけ最後者の目的は、これらの試みによって十分に達成できたと自負している。アンケートに答えた受講生13人のうち「満足」は10人、「まあ満足」が3人であった。なお、市担当者からも高い評価を得ている。
  • ■NPO論  本講義では、特にゲスト講義(4人)を組み込んでいることに特徴がある。その狙いは、(「知識」や習得や「技能」の獲得もさることながら)とくに「意欲」の向上にあった。すなわち、受講生が「地域課題の発見・解決に関心を持ち、事情の許す限り自ら実践せんとすること」を期したのである。受講票、レポート、受講生アンケート、実際の声から判断すれば、高い効果が得られたと見てよい。事実、最終回に実施した総合的な満足度は「満足:64%、まあ満足:33%」とほぼ全員が肯定的な回答を示した(1人のみ「どちらともいえない」)。
  • ■行政学  例年、オーソドックスであろう(教員による一方的な)「教授」中心の授業を行ってきたが、コロナ禍での試行錯誤を経て、意識的に学生同士の意見交換等の機会を増やした。また、現役公務員をゲストに迎えることもコロナ禍ではじめ今年度も続けている。そのこともあってか、学生からの評価はコロナ前よりも随分とよくなっている。最終回に実施したアンケートでは、肯定的な声が約96%(「満足:57.5%」「まあ満足:38.3 %」)であった。なお、残りは「どちらともいえない:2.1%」、「やや不満:2.1%」である。
  • ■政治・行政学入門  本講義では、科目の性格上、ともかく多くの学生に「政治・行政」に関心をもってもらうことを主眼においている。そのため、いわゆる「講義」だけではなく、模擬投票、ゲスト講師の招聘(島根県庁、総務省)、ワークショップなど、工夫をこらした。また、コロナ禍での試行錯誤を経て対面とオンデマンドを組み合わせることとし、結果、例年以上の教育効果をあげられたのではないかと考える。最終回に実施したアンケートでは、「満足」66.7%、「まあ満足」31.7%とほぼ全員が肯定的であった。残りの1人(1.7%)は「どちらともいえない」である。
  • ■入門演習   数年ぶりに担当した。一年生を対象としたゼミであることを重視し、前期は、問題関心を磨くべく「課題解決」型調査・発表を、後期は、いわば知的競争心を刺激するべく「ディベート」を中心とした。また、学科の統一プログラム(裁判所見学、日銀訪問など)以外にも、市議会の傍聴や「自分ごと化会議in松江」本番(協議会)の傍聴などフィールドワークを独自に行った。なお、小職の専門と関心から、政治学・行政学と実践的アプローチにいくらか偏りが見られるため、それをフォローする意図から、夏季休業時には課題図書を比較的多く課し、感想発表やレポートの提出を義務づけた。

島根県を中心とした山陰地域に貢献する教育活動の改善の取組み

  • 大学教育センターが「社会教育主事講習」(地域教育魅力化コーディネーター育成コース)のなかに「生涯学習概論」という講義を設けている。その1コマ分「公共経営とNPO」を出講した。受講生は、教育やまちづくり等各種フィールドで一定の実践を積んできた人が多い。それを意識した教材改善を試みた。