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森戸 茂一(モリト シゲカズ) MORITO Shigekazu |
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材料エネルギー学部 材料エネルギー学科 教授
Department of Materials for Energy
材料エネルギー学科
ナノテク・材料 / 構造材料、機能材料
材料組織学
新しい社会基盤材料の為の新しい組織評価法の確立
転位組織の顕微鏡法による解析とX線回折法による解析との間に矛盾が生じないような解析法を構築する。また、転位組織の不均一さを考慮に入れ、比較的容易な転位組織解析法を開発する。進行状況によっては走査型電子顕微鏡などを利用した新しい評価手法を開発する。
研究分野:構造材料、機能材料,金属材料物性
(個人研究) 2008年 ~ 2010年
ラスマルテンサイトの組織形成のメカニズム
様々な生成条件でのラスマルテンサイト組織を作製し、その組織に対してシリアルセクション法とSEM/EBSP法を併用し三次元的かつ結晶学的な組織解析を行い、各組織因子が組織形成にあたえる影響を明らかにする。
研究分野:金属材料物性
(国内共同研究)
ラスマルテンサイトにおける内部組織不均一性の解明
ラスマルテンサイトに含まれるラスは一般的に均質な内部組織を持つと考えられている。しかし、同じサブブロックもしくはブロック内であっても個々のマルテンサイトラスの結晶方位は同じでなく、ラスのサイズや内部の転位密度も均一ではない。本計画ではこれらの不均一性を定量化し、その要因と制御法を明らかにする。
研究分野:構造材料、機能材料
(個人研究) 2010年 ~ 2011年
その場観察によるラスマルテンサイトの組織形成機構の解明
高温レーザ顕微鏡を利用してマルテンサイト変態時の組織変化をその場観察し、現れた組織の組織解析を行う。このとき、どの組織が初期に現れるか、またどの組織単位で現れるか、組織と周囲の環境の関係などが明らかになる。最終的には今まで得られている知見と組み合わせてラスマルテンサイトの組織形成機構を明らかにする。
研究分野:金属材料物性
(国内共同研究)
http://www.phys.shimane-u.ac.jp/ohba_lab/
筑波大学 博士 (工学研究科 物質工学) 1997年 (修了)
博士(工学) 筑波大学